タイシルク
- Q: タイシルクの特徴とは、何なのでしょう?
- A: 一口にタイシルクと言っても織り方や色柄は様々ですが、最大の特徴は、その「光沢」にあります。タイの蚕は、「耶蚕」と呼ばれる野生の蚕が中心です。日本の家蚕の糸に比べて、太いシルクの糸を吐くと言われています。それによって、光の反射がより複雑になり、シルク特有のつやがより美しく出るのです。又、シルク糸の美しさのもと「フィブロン」(タンパク質)も太く独特の光沢を生んでいます。
- Q: タイのどのへんで作っていますか?
- A: 衣類になる生地は、イサーン地方(東北部)の目の良い若い女性達が、丁寧に手織りで作っています。東北部の手織り技術は、繊細で美しく日本の着物地(絣織り)と良く似ています。
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Q: よく店員さんが、言っている“マッドミー”って何の事ですか?
- A: マッドミーと呼ばれる絹織物は、東北タイの特産品で、その技術は古くから何世代にも渡って継承されたものです。 絞り染めの糸を使って織った布で、丈夫で丁寧に扱うと何年でも着る事ができると言われています。
- Q: シルクが体に良い。って本当ですか?
- A: シルクは、人間の肌と同じたんぱく質を含んでいますので、お肌に優しいのです。又、シルクに含まれる「セリシン」が非常に細くなめらかな繊維なので、肌にしっとりなじみます。 セリシンの効果として、紫外線を吸収するので日焼け防止、抗酸化作用による美肌作用、保湿作用などがあると言われています。
- Q: シルクは、オールシーズン着て良いのですか?
- A: 夏は、優れた吸汗性で肌サラサラ! 吸湿性、放湿性、速乾性に優れ、綿と比べても1.5倍にもなるのです。なので汗かいてもすぐ乾き、いつでもお肌サラサラです。又、冬は、優れた保湿性でぽかぽかです。シルクは、細い繊維が撚られ一本の糸になっていますが、その撚られている間に多くの空気を取り込むので暖かいのです。
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